コロナが明けて2度目の海外、アメリカへ2023.7/24〜8/1に行ってきました!


私は旅行の前にはプランを立てて、余すところなく楽しみたいタイプなので、事前に行きたい場所から交通機関など詳細に調べてしおりを作っていきます。(寝不足になるまで調べるのが旅行前の醍醐味・・笑)


同じ場所に行きたい方などのお役に立てればと思うので、よかったらぜひ参考にしてみてくださいー!

アメリカ旅行記1】
アメリカ旅行記【2】
アメリカ旅行記【3】

2023.7.26 アリゾナへ

いよいよ旅の一つ目の目的、アリゾナツアーの日がやってきました!
数年前に初めてアンテロープキャニオンの写真を見て以来、ずっと憧れていた地です。

レンタカーかツアーか

ツアーは高いので最初はレンタカーで行こうと思っていたのですが、下記の理由から結局ツアーにしました。

・ラスベガスから車で数時間かかること(普段車の運転はほとんどしないので慣れていない)
・アンテロープキャニオンは入場に英語で予約が必要なこと(予約はできたとしても、鉄砲水などでキャンセルになるなど、イレギュラー時の英語が不安)
・レンタカー代・ガソリン代・アンテロープキャニオンの入場料などツアーじゃなくても意外とお金がかかる

結果、アンテロープキャニオン以外の観光地も効率よくまわれ、私たちはツアーにして大正解でした!

ツアーは色々あるのですが、私たちは下記で予約しました。
VELTRA
恐らく日本の会社?で、ガイドさんも日本人の方で、説明も全て日本語なので車内で説明を聞くのもとても楽しかったです。
※直前だと意外と希望日の予約が取れないこともあるので、決まったら早めの予約がオススメです。

予約時は出発時間は0:00(仮)となっていて、改めて事前に連絡がくるとの事。
私たちは数日前に連絡がきて、2:00にベラージオ B1のツアーバス乗り場に集合になりました。

当日は昼間に一旦ベラージオに行き場所の確認。
ホテルの入口の外に、バス乗り場を示す看板があるので、指示通りに進んでいくとすぐ分かりました。

出発

夜中でも人が多くネオンが明るいラスベガスなので、2:00でも全く遅い時間に行動している感じはなく、普通の夜移動という感じなので、特にストレスなく集合場所へ到着。
集合時間の2:00前に無事ガイドさんと、他もう一人のお客さん(日本からの方)と合流し、いよいよ17時間のツアーに出発です!!

※それぞれの到着時間を写真を撮影した時間から記載していますが、場所によって時差が一時間あるため、目安としてみていただければと思います。

明るいラスベガスから程なくして真っ暗な道を延々と走ります。
「ここはアメリカ。もし今ここにポツンと置かれたら・・」
とあり得ない想像をしてちょっと怖くなっていた頃、星空鑑賞の地点に到着。
星空鑑賞といっても、特に何かあるわけではなく静かで真っ暗な道に車を停めて星を眺める感じです。

天気がいいと天の川が見えることもあるということなのですが、この日は曇りで、残念ながらあまり星は見えませんでした。こればっかりは天気によるので仕方ないですね。
気を取り直して車に乗り込み、次の目的地、パウエル湖に向かいます。



途中でユタ州ハリケーンにあるDino Martというコンビニのようなところでトイレ休憩&朝食の調達です。物価の高いラスベガスに比べてここはそこまで高くなく、気兼ねなくサンドイッチを買えました。ちなみにユタ州のこの時間は普通に寒かったです。(暑いのはラスベガスだけみたい)

※ベルトラさんのツアーは2時間おきにトイレ休憩がある(しかも綺麗なところを選りすぐってくれている)ので、長時間乗っている疲れがあまりなく過ごせました。

丸一日お世話になったツアーのバン。
アメリカのクライムドラマが大好きな私は、こういうバンがよくドラマによく出てくるので地味に嬉しかったです 笑

その後はまたひたすらドライブ。真っ暗だった空がだんだん明るくなってくると、日本では見られない風景が。

5:10 だんだん明るくなってきた空。開けた土地にこういった大きな岩が続きます。

朝焼けが美しい・・
朝が早い分この時点でまだ5時台。
普段ならまだ一日が始まってもいない時間に既にこの景色が見れていることがありがたい・・

明るくなるとよりはっきり岩が見えてきます。

7:00頃 ラスベガスを出発して約5時間後にパウエル湖に到着しました。

パウエル湖はコロラド川にある全米第2位の大きさを誇る人造湖。広大な大地と岩肌が印象的な貯水湖です。
人の力で作ったとは思えないほどの、大きさで圧巻!

7:30頃 ホースシューベンドに到着。

この不思議なホースシューのような形は、コロラド川が長い年月をかけて侵食してできたものだそう。

既に観光客がちらほら。もっと遅くなるとかなり人が増えそうです。
壮大な風景と一緒に写真を撮りたくなるので、人が少ないこれくらいの時間帯が狙い目かも。

また、駐車場からホースシューベンドまで、約1.2キロほど歩くのですが、勾配も少なく歩きやすい道で、その道すがらも楽しいです。

観葉植物好きな夫曰く、周りに自生している植物は日本で人気で結構高いらしく、こんなにたくさんあってすごい!と大興奮していました 笑

珍しい生き物もいました。近づくと慌ててダッシュしていてかわいかったです。

実は最初はそんなに興味がなかったホースシューベンドですが、行ってみたらとっても楽しかったです。

アンテロープキャニオン

8:30頃 いよいよ大本命のアンテロープキャニオンに到着です。

アンテロープキャニオンは、ナバホ族の方々が管理している場所で、入場予約が必要です。
見学はツアーのように数人でグループになり、ナバホ族のガイドさんの案内で一緒に進むスタイルです。
私たちのグループは私たちの他は、NY、ドイツ、台湾、スイス・・と国際色豊かなメンバー。やはりワールドワイドな観光地という感じです。

ちなみに、アンテロープキャニオンには、
・アッパーアンテロープキャニオン
・ロウアーアンテロープキャニオン
・アンテロープキャニオンX(2016年からスタートした新しいキャニオン)
の三つがあるのですが、私たちが行ったのはロウアー。

これは現地に近づいた時に「今日はロウアーに行きます」とベルトラのガイドさんに言われたため、もしかして日によって違うのかもしれません。

下調べでビームが見られるのはアッパーとの事だったので、ロウアーなんだ・・と一瞬思ったのですが、ロウアーは距離も一番長いのと、ぐるりと回る感じのキャニオンとのこと。
ゴールして引き返すキャニオンよりたくさんの風景を楽しめるので結果よかったです。

どこをどう撮っても美しく撮れます。なかなかこんな場所はないのでは。どこを見ても美しすぎて、とにかく撮りすぎてしまいます。笑
これは一眼で撮ったものですが、ガイドさんがiPhoneの設定までレクチャーしてくれるので、夫はスマホでも十分綺麗に撮れていました。

ガイドさんの説明を聞きながら、2時間近くキャニオンの中のかなり細い道を探検のように進み、最後は地上に上がる感じでゴール。
ちなみに最中はそんなに長く歩いていると思えないほど、神秘的な空間に感動しっぱなしです。

最後は、上から見るとこの割れ目の下から出てきます。この下にあんな空間が広がっているなんて、不思議な感じです。
ここの土地特有の鉄砲水と風が創り出した造形美。この神聖な場所で見ることができてよかったです。

恐竜の足跡

その次に向かったのは恐竜の足跡があるという場所。
調べてもほとんど情報がなく、多分ここはそんなにメジャーな場所ではないと思うのですが、私はここの空気感が大好きでした。

太古から残る地平線まで見えそうなくらい広大な土地。他に観光客はおらず、私たちと管理しているナバホ族の方2.3人しかいない、本当に静かな場所です。
遮るものがなく強い太陽の光が降り注ぐ中、この静かな空気感も相まって、タイムスリップしたような不思議な感覚になりました。

ナバホ族の方が、恐竜の足跡が目立つように水で濡らしてくれました。
親子の足跡や、恐竜の頭の化石なども転がっていて、博物館などで見る恐竜とはまた違って見えます。

アンテロープキャニオンのような場所ももちろん楽しいのですが、こういった現地の雰囲気を感じられる場所もとてもよかったです。

さて、次はグランドキャニオンに向かいます!
長くなってしまったので、次回に続きます。